今日は朝から奥さんと少し言い争いに…。(というか、キレられました…。汗)
その理由は、最近すっかり生意気になった長男への対応について。
そして、 奥さんが猫かわいがりしている次男への接し方について。



試練とご褒美!?

よく奥さんは、子どもたちの話を友達にする時
『上の子は、わがままな私に忍耐力を与えるための試練。下の子は、その試練を乗り越えていくことへの神様からのご褒美だわ~
なんてことを言ってます。(あ、長男のいないとこで。ね)

普段の態度はその発言そのもので、上の子には厳しく叱りがちだし(あれ?忍耐力は…?)、最近は生意気盛りの長男の言動と衝突してイライラしている様子をよく見せるようになっています。
一方、下の子には甘い。とにかく甘い!激甘!!(なようにぼくには見える)


今日も朝から偉そうな発言を繰り返し、いらんちょっかいを次男に度々繰り出している長男に奥さんが『いいかげんにしなさい!!(もう腹が立つ〜!!)』とぼやいてたので
『時には次男に接するみたいに、長男にも少々のことは見過ごして甘くしてやってみたら?じゃぁ、長男も満たされて周りにもっと優しくなるかもよ?態度に差がありすぎるよ〜』
と諭してみたところ…

『態度に差なんてつけてない!年齢の違いによって、長男と次男とに求めるものが違うんであって、心は二人に寄り添ってる。あなたなんか、いつも頭ごなしに怒ってるだけのくせに!』
逆ギレ反論されてしまいました。え〜!?泣。

う〜ん。奥さんの言いたいことも分かるけど、ぼくにはやっぱり接し方に差があるように見えてるんだけどなぁ…。



初めての子の育児は、パパやママも戸惑いがいっぱい

長男はぼくたちにとって初めての子どもの上、重度のアレルギーと赤ちゃんの時はアトピー性皮膚炎も酷かったので、とにかく手がかかったし、ぼくたちもそれはそれは手をかけて育ててきました。

長男を育てる上で起こること出会うこと、すべてが新しく、新鮮な喜びも大きい分、戸惑いや心配もたくさんしてきたので、心配性の奥さんはストレスを感じることも多かったようです。
今思うと、入園前までの時期は、精神的な余裕があまりなかったように思います。


一方、とにかく手がかかった長男にあれこれ心配ばかりだった時期はなんとか過ぎ、アレルギーとの付き合い方もぼくたちがすっかりマスターした頃に生まれたのが次男。
長男誕生から3年後です。


次男にも長男と同じようにアレルギーもアトピーもありましたが、『お?おまえもか?よしよし、任せとけ!』とこちらの受け入れ態勢は万全。
赤ちゃんの頃から起こるトラブルや心配事も、大抵はもっとひどい状態で長男の時に経験済みなので、精神的な余裕が違います。


そして、性格的なところも、手をかけすぎなかったのが良かったのか、素直で前向きだし、下の子の得意技の甘え上手と空気を読めるカンを持ってるので、奥さんを喜ばせるのがうまいんです。

悲しいかな、長男はこちらにも少し気負いがあるし、長男自体もいつも真っ向勝負で、言わなきゃいいことを思うがままに言ってしまったり、今するなよ〜ってことを困ったタイミングでしでかしたり…で、ぶつかることがどうしても多くなってしまってます。


ここだけの話、奥さんと長男の性格って似てるんですよね〜。自分の意志がハッキリあって(自分本位で)感情豊かな(怒りんぼ)ところとか…。苦笑。
似てるからぶつかりやすいってこともあるような気が。

そして、次男はピリピリしたママのとこにタイミングよく現れては、ちょっとした発言や仕草で癒すという美味しいとこ取りのポジションをがっちりつかんでいるので、ますます甘い態度を引き出せる…というわけでして。

怒られることをしても、すぐ素直にごめんなさいができるのも下の子の得意技ですし。
(最近の長男は口ごたえばかり…!!)

 



ぼくの方を大事に思ってくれている!と感じさせるのが理想

もちろん、長男が怒られるようなことをしていない時は、奥さんも兄弟共に会話を多く取り、きめ細やかに彼の心に寄り添っていると思います。

ただ、その「怒られるようなこと」のスイッチ発動レベルが長男と次男で違うこと、違うように周りに感じさせていることが問題。

年齢は違うとしてもそこのとこのバランスをうまく取れるように、ぼくが間に入っていけたらと思っていますが、なかなか難しいですね。


悪いことをしたらもちろん叱りますが、叱ったとしてもピリピリムードに突入することのないよう、長男には素直に謝れるきっかけを。

奥さんには「男の子ってこんなもん。いらんことしてなんぼのとこがあるんだよ〜」という、男女の違いも考慮に入れてもらえるよううまくフォローしていくのがパパの役目かな。

時に逆ギレされても頑張りたいと思います。

 
しかし、"兄弟平等に" って難しいですね。
それができてるかを決めるのは子どもたちですもの。
 

同じように愛してることや大事にしたい気持ちに嘘はないので、あとはたとえ叱る時にでも、態度でその思いが伝わるようにぼくたちも努めていきたい。

理想は、兄弟のどちらもが『ぼくの方を大事にしてくれてる!』と感じる状況かな。



fathering is up to you 

ファザーリング・ジャパン九州 事務局長
ママワーク研究所 事務局長
ファザーリング・ジャパン 会員
コヂカラニッポン 会員
switch 主宰

森島孝 
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