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先日書いた記事(学童保育は何年生まで?ママが働いていることをどう思っているのか、この春、学童を退会した長男に聞いてみました。)について、FBでいくつかコメントをいただきました。

その中に
『昔はやっぱり「近所のおじさん、おばさんの目」がそれなりにあったので不安はなかったように思う』
というものがありました。
これ、本当にそうですよね。
ご近所の方の目ってとても有難いものです。


ぼくが住んでいる町内は高齢者世帯率がとても高いです。(6割~7割)
そして、子どもの数が少ない小さな町内なので、どこにどんな子どもが住んでいるのかを、ご近所の方は大体知ってくれています。

我が家の場合で言うと、お向かいさんも両隣さんも高齢者のみの世帯。
そして4軒お隣には、民生委員や地域活動を熱心にされている町内のお世話係的なご夫婦が住んでおられます。

特にお向かいのお宅のおじいちゃんには、うちの子どもたちは本当に良くしてもらい、小さなころからおうちで遊ばせてもらったり、おやつをもらったりしてきました。
のこぎりとトンカチ片手に廃材で船を作らせてもらったり、パパやママからは与えられない銃のおもちゃで遊ばせてもらったりと、自分の家ではできないことをさせてもらえる、子どもたちにとっても嬉しい場所です。


そんな有難い存在のおじいちゃんのお宅に、学童を退会することに決めた際、夫婦でご挨拶とお願いに行きました。
『この春から学童保育を退会したので、長男は鍵っ子になります。ぼくたち親と連絡がつかなかったり、なにか困ったことがあったらおじいちゃんのところへ行って相談することもあるかと思いますが、何卒よろしくお願いします』 
と。 

子ども大好きなおじいちゃんです。「よかよか、毎日でも来たらいい!」と快く受け入れてくださった返事が、奥さんの心配を小さくしてくれたのは言うまでもありません。 
なんなら長男が鍵を忘れるのを期待するくらいの歓迎ぶりなので、長男にも"何かあればお向かいに行けばいい"との安心感がある様子。 
『おじいちゃんちで宿題をしていたら、横で見ながら「キレイな字やね~」とか「こんなのをもう習ってるとか~?」とか、ずーーっと褒めてくれるとよ!』と、鍵を忘れてお邪魔させてもらった日は毎回、長男も嬉しそうにおじいちゃんちで過ごした時間の話を聞かせてくれます。 
いつもうちの子たちを全肯定して、可愛がってくれる本当にありがたい存在です。 


もし鍵を忘れたり、ぼくたちに連絡がつかなくて困った時の対処法は、鍵っ子になる際に何度もしっかり確認しました。
お向かいのおじいちゃん夫婦の夕方の在宅率は100%に近いのですが、もしも相談に行った時におじいちゃんのお宅も留守なら、次は民生委員のTさん(4軒隣)のところか、お隣のおじいちゃんのところへ行くこと!と。
どちらのお宅のおじいちゃんおばあちゃんも、いつもうちの子たちを気にかけて暖かい声をかけてくださる、これまた有難い存在なので、長男自身も馴染みがあり『OKOK!前のおじいちゃんちの次は、TさんとUさんのとこね!』とすんなり相談先の流れを理解しました。

他にも、歩いて2~3分のところには、仲良しの同級生も数人住んでいるので、もしお向かいやお隣のおじいちゃんが皆さん出払っていても、誰も話を聞いてくれる大人が見つからない心配はない環境で暮らせていることは、共働きの我が家にとってとても心強いです。



あまり神経質に過保護にはなりたくないですが、子どもの安全に対する心配はしてもし過ぎることはないですよね。
なので、地域の方達のご厚意には素直に甘えて、一緒に子どもたちを見守ってもらっています。

こうして子どものことでお世話になっている分、老人会からの依頼に応える催しを子ども会で行ったり、タイミングが合えば病院への通院の足を買って出たりと、ぼくたち世代にできることは進んで請け負っているつもり。
そんな世代を越えて、うまく助け合って暮らしている姿を子どもたちに見せられるのも、高齢者世帯が多い町に住み子育てをする良さかもしれません。



fathering is up to you
  

ファザーリング・ジャパン九州 事務局長
ママワーク研究所 事務局長
ファザーリング・ジャパン 会員
コヂカラニッポン 会員
switch 主宰

森島孝