d58c5b895ecd16c43e0cd122e46d0296_s
夕方のこと、奥さんと夕飯の支度でキッチンに立っているところに次男がトコトコやってきて言いました。


次男:『ママ、Kくん、こんな料理がたべたいんだけど…。作れる?』
ママ:『ん?どんな料理?ママに作れるものかな~』

次男:『えっとね、8個くらいに切ったりんごを入れてね、あと、ハチミツもいれてね、グツグツしたカレー!!』
ママ:『………それって!笑!!』


バーモントカレーのCMを見たんでしょうねぇ。
目をキラキラ輝かせながら真面目な顔で献立のおねだりするので、どんな料理のリクエストかと思えば…。笑。
子どもって、素直で本当に可愛い。


次男は、こんな感じで飄々としてる割には、大人をクスッと笑わせてくれる可愛いことを言ってくれます。

少し前の会話でも…。


次男:『ママ、Kくん、大きくなったらペンギンの赤ちゃんになるわ』
ママ:『へ?そうなの?仮面ライダーじゃなかったの?』

次男:『うん、ヒーローは悪者と戦わなきゃだめだからやめとく』
ママ:『ふーん、そう。でも、なんでペンギン?』

次男:『だって、可愛いもん。Kくんがペンギンの赤ちゃんになったら、ママ絶対「わぁ、めっちゃ可愛い~」ってKくんのこと見て言うよ!抱っこしてもいいよ!』
ママ:『笑。うーん、そうねだぇ。でも、そのペンギンの赤ちゃんがKくんってママに分かるかなぁ』

次男:『あ、Kくんペンギンの赤ちゃんになったら、ペンギンのお母さん探さなきゃ。ペンギンの赤ちゃんはお母さんに口から口へ魚食べさせてもらうんよ。ママなる?』
ママ:『へー。ママは悪いけど人間でいたいから、ペンギンのお母さんにはなりたくないなぁ。でもKくんよそのママでいいの?』

次男:『あー…。じゃあ、パパにペンギンのお母さんになってもらえばいっか!』


いや、よくないよ。パパも、ペンギンにもお母さんにもなれません!
せめて、ペンギンのお父さんなら…。笑。
どうやら、ペンギンの生態を詳しく描いている絵本を保育園で読んだらしい。
 
とこんな感じ。
聞いていて笑みがこぼれます。


次男は、夢見がちなぼんやりタイプではないのですが、たまにこんなことを真顔で言ってくるので面白い。
『大きくなったら、Kくんはぜったいレンガの家を建てる。わらの家はダメだわ。それで煙突の下でごはんを作る!』
と、別の時にも言ってたし(もちろん3匹のこぶたを読んだんでしょうね)、絵本やTVの影響はやっぱりすごく受けてるみたい。

こんな会話が立て続けにあり、読んであげる本や見せるTV番組など、子どもたちが触れるものの内容が純粋な彼らにふさわしいものか、気をつけつつたくさんのものに触れさせてあげたいと思いました。

いつまでこんな可愛い話を聞かせてもらえるかな~。



fathering is up to you
  

ファザーリング・ジャパン九州 事務局長
ママワーク研究所 事務局長
ファザーリング・ジャパン 会員
コヂカラニッポン 会員
switch 主宰

森島孝