9824f85bb55f387b28bfdb8ae18a1342_s

我が家では、家事や育児などの家庭生活はすべて夫婦で協力・分担して行っています。
共働き生活必勝法① 朝こそパパの出番!~朝の時間割~ 
共働き生活必勝法② 仕込みが大切!〜朝の時間割・おまけ〜 
共働き生活必勝法③ ママの時間を作るのはパパの役目!〜週末の時間割〜 



今ではぼくも「奥さんに言われて~」や「奥さんを手伝って~」というスタンスではなく、その時々に必要なことを自分のジャッジで行うことができるようになったので、奥さんと対等に協力・分担ができるようになりました。

ですが、最初からそんな風にできていたわけではありません。

 "脳内離婚からの復活! 我が家の夫婦円満の秘訣を教えます "にも書きましたが、次男が赤ちゃんだった頃までは、家事も育児も"奥さんに言われたことをやる"動きしかぼくもできてはいませんでした。
自分ではしっかりやってるつもりなのに奥さんからは『言われたことしかしてくれん……』と不満をぽそっと言われたりして、『こんなにやってるのに!』と不満が募ったことも。

 
でも、今ならあの頃はなってなかったなぁと分かります。
あくまでもサポートのスタンスでいられるのって、奥さんからしたら全然対等じゃないし、精神的な負担をぼくは全く分かち合えてなかったんですね。
  
  
なんでもデキるパパになりたい!だけど張り切りすぎは禁物……
その後「このままではイカン!!」と自分改造計画に立ちあがった数年前のぼくですが、"奥さんみたいに家事育児をできるようになりたい!"との目標を掲げ、最初はそれはそれはシャカリキに張りきってしまいました。 
 
まず炊事、洗濯、掃除、どのジャンルの家事も一通りできるように率先して動きました。
もちろん、最初は失敗続きで、奥さんからOKがでるような仕上がりにできないことも多かったです。
でも、そういった自主的な動き自体はとても喜ばれたし、できていないところを教えてもらいながら毎日少しずつ精度をあげてきたおかげで、今では奥さんの出張や体調不良の時などでも特に困ることのない家事能力を身につけることができました。

そんな中、問題は子どもへの接し方の面で起きました。

今までは奥さんが気にかけて(叱って?)いた子どもたちの細々したアレコレに、ぼくも一緒に目を配るように注意しようとしたことが原因です。
子どもたちが良くないこと気になることをした時、それまでは注意するのはほとんどが奥さんだったので(すごく悪いことをした時はぼくのカミナリが落ちていましたが)、ぼくもお小言をいうパートも少しは担当しなくちゃな……そんな気持ちからの行動でした。


上着を脱ぎっぱなしにしていたら『服をハンガーにかけなさい!』
音を立ててごはんを食べてしまっていたら『口をしっかり閉じなさい!』

兄弟げんかして兄が弟を叩いたら『小さい子に乱暴しない!』

こんな調子。


ぼくからの注意が増えたからと言ってママからのお小言が減るわけではありません。

なのに、自分改造計画中の張り切りMAXだった当時のぼくは"奥さんの代わりに…!奥さんの分も…!"との思いから、奥さんが注意したところに被せてさらに同じことについて注意したりするようなこともしてしまったり……。

これでは子どもからしたらママからもパパからも二重で注意されて、逃げ場がなくなってしまいます。


パパかママのどちらかは叱られた子どものフォローにまわってあげることが大事!
ぼくが叱ったり注意した時は、奥さんはそっと子どもたちのフォローに入ったり、慰めながら言って聞かせたりして、うまく子どもの逃げ場や謝るきっかけを作ってくれていましたが、残念ながらその当時のぼくにそんなスキルは備わっておらず……。
子どもたちからすれば、ママに加えてパパからも必要以上に怒られたと感じさせ、反省よりも落ち込む気持ちを促す結果にしてしまったこともあったのではと思います。

そして、そんなことにも気付かず…の当時のある日。
奥さんのお小言に被せてぼくからも……が多くなった頃、「もう我慢ならん!」という感じで奥さんにこう言われました。

  
『ちょっと!そんな細かいことは私が注意するから、キミはここぞの時にガツンと叱るラスボス的存在でいてよ!この家にママは2人もいらないんだよ!!』
  
……ガーーーン!!
頑張りが裏目にでるとはまさにこのこと。
ぼくとしては奥さんの援護射撃のつもりでもあったので、有り難がられこそすれ怒られるなんて思ってもみなかったことでした。


本当の意味での夫婦パートナーシップとは
本当の意味で協力・分担ができるようになった今ならそりゃ怒られるわって分かります。
分担するって、なんでも同じことを半分ずつすることとは違うんですよね。

夫婦それぞれの性格や得意な面を活かしながら、その時その時に自分にふさわしいことを担当するのが分担。
別にママと同じことをパパも全てできるようになる必要はないんです。
夫婦の間でうまくバランスを取って、家族が幸せに暮らせるように協力して助け合えたらいいだけの話。


我が家の場合は、圧倒的に奥さんのほうが几帳面なので、夫婦揃っている時の細かい注意は奥さんに任せて、ぼくは基本フォローという形がいいんだっていうのが分かりました。

子どもたちの悪さが目に余った時や、奥さんからのヘルプが入ればパパが即登場!が我が家ではベストな形なんだと。


理想の夫婦パートナーシップを目指そうと、これから家事育児を頑張りたいと思っているパパの皆さん。

ついつい張り切りすぎて(特に慣れない最初は)、"なんでも自分が!""奥さんとおなじように…"となっちゃうと、一つの家にママが2人状態になってしまう危険があるかもですよ。
それでは、せっかく違う個性を持った人間が協力して暮らしていく上で、すごくもったいない!


夫婦の性格や家族内での役割を考えた上で、パパはパパならではの、ママはママならではの、視点や良い面を活かしつつうまくバランスを取って家事育児に夫婦で取り組んでいけるようになりたいですね。

ぼくたち夫婦もまだまだ日々精進です!!



fathering is up to you
  

ファザーリング・ジャパン九州 事務局長
ママワーク研究所 事務局長
ファザーリング・ジャパン 会員
コヂカラニッポン 会員
switch 主宰

森島孝