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今日は長男の新学年初の参観日でした。
新しい先生へのご挨拶も兼ねて、奥さんと一緒にぼくも学級懇談会まで参加してきました。
クラス人数の約半分、15人ほどのお母さんたちが参加されていた中、父親の参加はぼく一人……。

懇談会では、自己&親による子ども紹介をしたり、担任の先生の1年間の目標を聞かせて頂いたり。

先生には長男の食物アレルギーへのご配慮に感謝するとともにご挨拶をさせてもらった帰り道、奥さんがこんなことをポツリと言いました。

『「先生にご自分の子どものことを紹介してください」って言われて、ほとんどのお母さんたちが子どものいいところより、こんなダメなところがあって困ってます、とか、ご迷惑をおかけしたらすいません…って話ばっかだったよね。なんでだろ。こんな時くらいはいいところだけ紹介してあげたらいいのにね』

と。
この言葉を聞いて『なるほど。本当だなぁ』と思ったんです。


たった1、2分の自己&子ども紹介の時間で伝えるなら、我が子の悪いところ、困ったところより、いいところの方がいいよなぁと。

"自分の子どもが人に迷惑をかけないように。トラブルを起こさないように"と、心配して先に予防線を張っておきたい気持ちはもちろんわかります。
でも、初めましての挨拶では、『うちの子にはこんないいところがあります。見守ってやってください』っていう話をする方が、話す方も聞く方も気持ち良い。

自分の子だけでなく、同じクラスになれた子どもたちのそれぞれのいいところを、どの保護者もが認めて伸ばしてやれるような環境を作ってあげられたら素敵だなぁと思います。

タラレバ話で先に謝っても意味ないし。
本当になにか迷惑をかけてしまった時やトラブルを起こしてしまった時に、しっかり誠意を持って謝り、話し合う場を設ければいいんですもんね。


今回の自己&子ども紹介は、夫婦を代表してぼくが話しました。
実はぼくもうちの子は元気いっぱいで頑張り屋さんです、との話の中に『元気すぎて玉にきず』的なニュアンスのフレーズも少し入れちゃってたので、奥さんの発言を聞いて次からはいいところだけを目一杯紹介してあげたいと思ったのでした。



fathering is up to you 

ファザーリング・ジャパン九州 事務局長
ママワーク研究所 事務局長
ファザーリング・ジャパン 会員
コヂカラニッポン 会員
switch 主宰

森島孝